シロアリ駆除をしたあとに、またシロアリや羽アリを見つけると「施工に失敗したのでは?」と不安になる人もいるでしょう。
ただし、駆除後にシロアリが見つかったからといって、必ずしも施工不良とは限りません。
別の場所から新たに侵入した場合や、施工後しばらくして羽アリが出た場合、住宅環境の変化によって再発する場合もあります。
大切なのは、自分で殺虫剤を使って終わらせず、まず施工した業者へ連絡して原因と保証対象になるかを確認することです。
この記事では、シロアリ駆除後にまた出る原因、施工後すぐに羽アリが出た場合の考え方、保証で対応できるケース、再発したときの正しい対処法を解説します。
シロアリ駆除後にまた出ることはある?
シロアリ駆除後でも、将来的に再びシロアリが見つかることはあります。
主な理由として、
- 別の場所から新たに侵入した
- 施工範囲外から侵入した
- 薬剤の効果が時間とともに低下した
- 住宅周辺の環境が変わった
- 雨漏りや水漏れが発生した
- リフォームや増改築を行った
などが考えられます。
「駆除したのにまた出た=必ず施工ミス」ではありません。
まずは、いつ・どこで・どのような状態で見つけたのかを記録して、施工した業者へ確認してもらいましょう。
駆除後すぐにシロアリが出たら施工失敗?
施工後すぐにシロアリを見つけても、すぐに施工失敗とは判断できません。
施工方法や被害状況によっては、処理直後に活動中のシロアリが一時的に確認されることもあります。
また、施工箇所とは別の場所にシロアリがいた可能性もあります。
そのため、施工後すぐに見つけた場合は、
- 発見した場所
- 発見した日時
- シロアリの数
- 写真や動画
- 施工した場所との位置関係
を記録しておきましょう。
施工後に羽アリが出た場合はどうする?
駆除後に羽アリが出た場合も、自己判断で殺虫剤を大量に使用するのはおすすめできません。
羽アリはシロアリの活動場所を確認する重要な手がかりになります。
見つけたら、
- 発生場所を写真に撮る
- 数匹を保管する
- 落ちた羽も残しておく
- 発生した時間帯を記録する
ようにしましょう。
そのうえで施工業者へ連絡します。
駆除後すぐの羽アリは珍しい?
施工時期やシロアリの種類によっては、駆除後の一定期間に羽アリが確認されることがあります。
そのため、施工直後に羽アリが出たというだけで、必ず駆除に失敗したとはいえません。
ただし、
- 同じ場所から何度も出る
- 大量に発生する
- 数週間以上繰り返す
- 別の場所からも出る
といった場合は、再調査を依頼した方がよいでしょう。
再発の原因1|別の場所から新たに侵入した
シロアリは地中などから住宅へ侵入します。
一度駆除したあとでも、時間が経過して別の場所から新たに侵入する可能性があります。
特に、
- 基礎周辺に新しい蟻道がある
- 以前とは違う場所で見つけた
- 保証期間が終了している
場合は、新たな侵入の可能性も考えられます。
再発の原因2|薬剤の効果が低下した
シロアリ防除薬剤の効果は永久に続くものではありません。
一般的には5年程度をひとつの目安として再点検や再施工が検討されます。
ただし、5年経過したら必ず再発するという意味ではありません。
保証期間が終了する前後に点検を受け、住宅の状態を確認することが大切です。
再発の原因3|雨漏りや水漏れが起きた
施工後に雨漏りや配管からの水漏れが発生すると、住宅の状態が変わります。
特に、
- 浴室
- 洗面所
- キッチン
- トイレ
- 外壁周辺
などで漏水があった場合は、床下や木材の状態も確認した方がよいでしょう。
また、大量の水が薬剤処理した場所へ流れた場合は、保証条件に影響することもあります。
再発の原因4|リフォームや増改築をした
シロアリ駆除後にリフォームや増改築を行うと、防蟻処理した部分が変更されることがあります。
たとえば、
- 床の張り替え
- 浴室リフォーム
- 玄関改修
- 増築
- 基礎工事
などです。
保証期間中にこうした工事を行う場合は、事前に施工業者へ確認しておくと安心です。
再発の原因5|施工範囲外にシロアリがいた
住宅の構造や被害状況によっては、施工範囲外にシロアリが残っている場合もあります。
特に、
- 室内の柱
- 玄関周辺
- 浴室周辺
- 壁内部
など、床下から直接施工しにくい場所では追加処理が必要になるケースがあります。
再発した場合は、前回どこまで施工したのかを保証書や施工報告書で確認しましょう。
保証期間内なら無料で再施工してもらえる?
保証期間内の再発であれば、保証条件に応じて無料の再調査や再施工を受けられる場合があります。
ただし、保証内容は業者によって異なります。
確認したいのは、
- 再施工が無料か
- 再調査費用がかかるか
- 対象となるシロアリ
- 対象となる施工範囲
- 建物損害も補償されるか
- 保証対象外になる条件
などです。
「5年保証」と書かれていても、すべての再発や損害が無条件で補償されるとは限りません。
保証対象外になりやすいケース
保証期間内でも、住宅の状態が施工時から大きく変わっている場合などは、保証対象外になることがあります。
たとえば、
- 増改築をした
- 大規模なリフォームをした
- 漏水や浸水があった
- 施工箇所を変更した
- 別の薬剤を自分で使用した
- 保証対象外のシロアリだった
などです。
具体的な条件は業者によって異なるため、保証書を確認してください。
保証書が見つからない場合はどうする?
保証書を紛失してしまった場合でも、まず施工した業者へ問い合わせてみましょう。
業者側に、
- 施工日
- 施工内容
- 契約者情報
- 保証期間
などの記録が残っている場合があります。
今後のためにも、保証書や施工報告書はまとめて保管しておくと安心です。
再発したら最初に施工業者へ連絡する
保証期間中に再発が疑われる場合は、別の業者へ依頼する前に、まず前回施工した業者へ連絡しましょう。
他社に先に薬剤処理を依頼すると、
- 前回の施工状態が確認しにくくなる
- 原因を判断しにくくなる
- 保証条件に影響する
可能性があります。
まず保証対応が受けられるか確認してください。
再発したときに自分で殺虫剤を使っていい?
保証期間内で再発が疑われる場合は、業者に確認する前に広範囲へ殺虫剤を使用するのは避けた方がよいでしょう。
薬剤を使うことでシロアリが移動し、発生場所が確認しにくくなることがあります。
どうしても目の前の虫を処理する必要がある場合でも、
- 写真を撮る
- 発生場所を記録する
- 使用した薬剤名を記録する
ようにしましょう。
シロアリ再発時の連絡手順
再発が疑われる場合は、次の順番で対応するとスムーズです。
- シロアリや羽アリの写真を撮る
- 発見した場所と日時を記録する
- 保証書を確認する
- 施工した業者へ連絡する
- 再調査の日程を決める
- 再施工の費用や保証範囲を確認する
保証期間内だからといって、自己判断で何もせず放置するのもおすすめできません。
再調査では何を確認する?
再調査では、
- 現在シロアリが活動しているか
- 前回と同じ場所か
- 新しい蟻道があるか
- 被害範囲が広がっていないか
- 雨漏りや水漏れがないか
などを確認します。
床下など自分では見にくい場所については、写真や動画を見せてもらうと状況を確認しやすくなります。
再施工でも追加料金がかかることはある?
保証対象であれば再施工費が無料になる場合があります。
一方で、
- 保証対象外の場所
- リフォーム後の新しい部分
- 追加の補修工事
- 保証対象外の原因による被害
などは別料金になる可能性があります。
追加料金が必要と言われた場合は、施工前に金額と理由を確認しましょう。
再発で木材が傷んでいたら補修も確認する
シロアリが再発して木材に食害がある場合は、駆除だけでなく補修が必要になることもあります。
補修が必要と言われた場合は、
- どこが傷んでいるか
- どの程度強度が低下しているか
- どんな補修をするか
- 費用はいくらか
を確認しましょう。
駆除費用と補修費用は分けて見積もってもらうと内容を確認しやすくなります。
保証期間が切れている場合はどうする?
保証期間終了後にシロアリを見つけた場合は、新たに調査と見積もりを依頼します。
以前施工した業者へ再度相談する方法もありますが、保証が終了しているなら他社と見積もりを比較してもよいでしょう。
比較するときは、
- 施工面積
- 施工範囲
- 施工方法
- 料金
- 追加費用
- 新しい保証内容
を確認しましょう。
北海道・東北・関東・中部地方ならキャッツ
北海道・東北・関東・中部地方で、シロアリが再発しているか確認したい場合はキャッツへ相談する方法があります。
キャッツではシロアリ防除施工後に保証があり、保証期間中は定期点検も行われます。
現在他社で施工した住宅でも、保証が切れている場合や新たに業者を探している場合は、住宅の状態を調査してもらう方法があります。
調査から見積もりまでは無料です。
自宅周辺で対応できる業者を探すならシロアリ110番
前回の保証が切れている、施工業者へ連絡できない、近くで再調査に対応できる業者を探したい場合は、シロアリ110番を利用する方法があります。
紹介された業者へ依頼する場合は、前回の施工記録や保証書があれば見せておきましょう。
また、
- 再発している場所
- 前回の施工時期
- 以前の施工方法
- 保証期間
なども伝えると調査しやすくなります。
シロアリ駆除後の再発についてよくある質問
5年保証中なら再発しても無料?
保証条件に該当すれば、無料で再調査や再施工を受けられる場合があります。
ただし、対象となるシロアリや施工範囲、保証対象外の条件は業者によって異なります。
施工後1週間で羽アリが出たら失敗?
1週間で羽アリが出たというだけでは施工失敗とは断定できません。
発生場所や施工方法などによって状況が異なるため、写真を撮って施工業者へ連絡しましょう。
違う場所から出た場合も保証される?
保証範囲によって異なります。
保証対象が施工した建物全体なのか、特定の施工箇所なのかを保証書で確認してください。
再発したら別の業者へ頼んでもいい?
保証期間中であれば、まず前回施工した業者へ連絡するのがおすすめです。
他社が先に施工すると、保証に影響する可能性があります。
保証が切れた直後に再発したらどうする?
施工業者へ一度相談してみる方法があります。
保証対象外であれば、新しい見積もりを取り、必要に応じて他社とも比較しましょう。
再発したら家の被害も大きい?
再発したからといって、必ず大きな被害があるとは限りません。
被害の程度は発生期間や場所によって異なるため、早めに調査して状態を確認することが重要です。
まとめ|シロアリが再発したら保証を確認して施工業者へ連絡する
シロアリ駆除後にまたシロアリや羽アリを見つけても、すぐに施工失敗とは断定できません。
再発の原因には、
- 別の場所からの新規侵入
- 薬剤の効果低下
- 雨漏りや水漏れ
- リフォームや増改築
- 施工範囲外からの侵入
などがあります。
保証期間内であれば、保証条件に応じて再調査や再施工を受けられる場合があります。
再発を見つけたら、まず写真を撮り、発見場所と日時を記録して保証書を確認しましょう。
自分で殺虫剤を使って終わらせたり、いきなり別の業者へ依頼したりせず、まず前回施工した業者へ連絡して保証対応を確認することが大切です。