シロアリ駆除

シロアリ駆除の見積もりで見るべき項目|追加料金・保証・施工範囲を確認

シロアリ駆除の見積もりをもらっても、

「この金額は高いの?」
「工事一式としか書いていないけど大丈夫?」
「追加料金があとから増えない?」
「5年保証なら安心?」

と迷う人も多いのではないでしょうか。

シロアリ駆除の見積もりは、合計金額だけを見ても適正かどうか判断しにくいものです。

確認したいのは、施工面積・単価・施工範囲・施工方法・追加工事・保証内容です。

この記事では、シロアリ駆除の見積書で見るべき項目と、追加料金や保証で注意したいポイントを解説します。

シロアリ駆除の見積もりで最初に見る7項目

見積書を受け取ったら、まず次の項目を確認しましょう。

  • 施工面積
  • ㎡単価または坪単価
  • 施工範囲
  • 施工方法
  • 使用薬剤
  • 追加工事・オプション
  • 保証内容

金額だけを見るのではなく、「何を、どこまで施工して、その金額になるのか」を見ることが重要です。

1.施工面積を確認する

最初に確認したいのが施工面積です。

シロアリ駆除では、

「○㎡」
「○坪」

など、施工する面積を基準に料金を計算することがあります。

たとえば、

80㎡ × 2,500円 = 200,000円

というように計算されます。

ここで注意したいのは、住宅の延床面積と施工面積が必ずしも同じではないことです。

一般的なヤマトシロアリの施工では、1階床面積を基準にすることがあります。

そのため、延床30坪の2階建て住宅でも、施工面積は約15坪になるケースがあります。

見積もりに「30坪」と書かれていたら、

「これは延床面積ですか?施工する床面積ですか?」

と確認しておきましょう。

2.㎡単価・坪単価を確認する

施工面積がわかったら、次に単価を確認します。

たとえば、

  • 1㎡あたり2,500円
  • 1坪あたり8,250円

などです。

単価が書かれていれば、施工面積と掛け合わせて金額を確認できます。

一方で、

「シロアリ駆除工事一式 250,000円」

としか書かれていないと、何にいくらかかっているのかわかりにくくなります。

一式表記だから悪いというわけではありませんが、内容がわからない場合は、

  • 施工面積
  • 単価
  • 含まれている作業

を確認しましょう。

3.どこまで施工するのか確認する

同じシロアリ駆除でも、施工範囲によって料金は変わります。

たとえば、

  • 被害箇所だけ
  • 床下全体
  • 玄関
  • 浴室
  • 柱
  • 壁内部
  • 2階部分

など、住宅によって施工範囲が異なります。

見積書を見て、

「どこからどこまで施工する金額なのか」

を確認しましょう。

特にイエシロアリなどでは、床下以外にも施工が必要になることがあります。

4.施工方法を確認する

シロアリ駆除には、薬剤を使うバリア工法やベイト工法などがあります。

また、バリア工法でも、

  • 土壌処理
  • 木部処理
  • 穿孔注入
  • 薬剤散布

など、施工内容は住宅の状況によって変わります。

見積書に、

「防蟻処理一式」

としか書かれていない場合は、

「具体的にどのような施工をするのですか?」

と確認しておきましょう。

5.使用する薬剤を確認する

可能であれば、使用する薬剤名や処理方法も確認しましょう。

特に、

  • 小さな子どもがいる
  • ペットを飼っている
  • 薬剤のにおいが気になる

といった場合は、施工前に説明を受けておくと安心です。

薬剤名が見積書に書かれていなくても、業者に確認できます。

6.追加料金が発生する条件を確認する

見積もりで特に確認したいのが追加料金です。

最初の見積もりが安くても、施工当日になって、

「追加処理が必要です」

と言われて金額が増える可能性があります。

契約前に、

「この見積もり以外に追加料金が発生する可能性はありますか?」

と確認しましょう。

追加料金が発生する可能性がある場合は、

  • どんな場合に発生するのか
  • いくらくらいになるのか
  • 作業前に確認してもらえるのか

まで聞いておくと安心です。

シロアリ駆除以外の工事が入っていないか確認する

床下調査をすると、シロアリ駆除以外の工事を提案されることがあります。

たとえば、

  • 防カビ工事
  • 調湿材
  • 床下換気扇
  • 防腐処理
  • 木材の補修

などです。

これらが必要なケースもありますが、シロアリ駆除とは別の工事です。

見積書の総額が高い場合は、

「シロアリ駆除だけならいくらですか?」

と確認してみましょう。

シロアリ駆除と追加工事を分けて見積もってもらうと比較しやすくなります。

「工事一式」だけの見積もりはダメ?

「一式」と書かれているだけで、すぐ悪徳業者と判断する必要はありません。

ただし、

シロアリ駆除工事一式 300,000円

だけでは、

  • 何㎡施工するのか
  • 単価はいくらか
  • どこを施工するのか
  • どの薬剤を使うのか
  • 追加工事が入っているのか

がわかりません。

内容がわからない場合は、契約前に説明を求めましょう。

必要なら、

「施工面積と工事内容がわかる見積書をいただけますか?」

と伝えて構いません。

保証は「5年」という年数だけで判断しない

シロアリ駆除では、5年保証が付く業者があります。

ただし、重要なのは、

「5年間、何を保証してくれるのか」

です。

保証については、次の項目を確認しましょう。

  • 保証期間
  • 対象となるシロアリ
  • 再発時の再施工
  • 修繕費用まで対象になるか
  • 保証金額の上限
  • 保証対象外になる条件
  • 定期点検が必要か

再発したら無料で全部直してもらえる?

5年保証が付いていても、シロアリ被害で傷んだ木材まで必ず無料で交換してもらえるとは限りません。

保証内容によっては、

「再発したシロアリを再施工するところまで」

という場合があります。

建物の修復費用まで保証する場合でも、上限金額が設定されていることがあります。

契約前に、

「再発した場合、具体的に何を無料で対応してもらえますか?」

と確認しておきましょう。

5年保証なら5年間絶対にシロアリが出ない?

5年保証があるからといって、5年間シロアリが絶対に発生しないという意味ではありません。

重要なのは、

再発した場合にどのような対応を受けられるか

を見ることです。

見積もり金額が高いと感じたら確認すること

見積もりが予想より高い場合、すぐ「ぼったくり」と判断するのではなく、内容を確認します。

高くなる理由として、

  • 施工面積が広い
  • 被害範囲が広い
  • 穿孔処理が必要
  • 特殊な構造
  • シロアリ以外の工事が入っている

などが考えられます。

まず、

シロアリ駆除だけの金額はいくらなのか

を確認しましょう。

そのうえで高いと感じる場合は、別の業者から見積もりを取る方法があります。

シロアリ駆除費用はいくら?30坪・50㎡・100㎡の料金例と見積もりの見方

安すぎる見積もりにも注意

逆に、極端に安い見積もりだから安心というわけでもありません。

料金が安い理由として、

  • 施工範囲が狭い
  • 一部だけ処理する
  • 保証が付かない
  • 必要な作業が別料金

などの可能性があります。

他社と比較するときは、合計金額ではなく、

同じ施工面積・施工範囲・保証内容なのか

を確認しましょう。

相見積もりでは何を比較する?

複数社の見積もりを比較する場合は、次のような表を作るとわかりやすくなります。

比較項目 A社 B社
施工面積 80㎡ 80㎡
施工料金 20万円 24万円
施工方法 バリア工法 バリア工法
追加工事 なし 防カビ処理あり
保証 5年 5年
再発時 再施工 再施工
その他 - 定期点検あり

一見するとB社の方が高くても、防カビ処理などが含まれていれば単純には比較できません。

逆に、A社が安くても保証内容が違うことがあります。

見積もりをもらったその日に契約しなくてもいい

シロアリ被害があると言われると、不安になってすぐ契約したくなるかもしれません。

しかし、

  • 今日契約すれば安くなる
  • すぐ工事しないと家が危険

などと言われても、内容に納得できなければその場で決める必要はありません。

見積もりを持ち帰って、

  • 施工内容
  • 料金
  • 追加料金
  • 保証

を確認しましょう。

シロアリ駆除の悪徳業者・ぼったくりを見分ける方法

北海道・東北・関東・中部地方ならキャッツ

キャッツでは、原則として床下を調査したうえで住宅の状態に合わせた見積もりを提示しています。

調査から見積もりまでは無料です。

北海道・東北・関東・中部地方で、

「まず家を調べてもらって見積もりを確認したい」

という人は候補にできます。

自宅周辺で対応できる業者を探すならシロアリ110番

近くのシロアリ駆除業者がわからない場合は、シロアリ110番を利用して対応可能な業者を探す方法があります。

見積もりをもらったら、

  • 施工会社
  • 施工面積
  • 施工内容
  • 追加料金
  • 保証

まで確認してから契約しましょう。

シロアリ駆除の見積もりについてよくある質問

見積もりだけもらって断ってもいい?

見積もり内容に納得できなければ、施工を依頼する必要はありません。

「今回は見送ります」と伝えて構いません。

相見積もりは何社くらい取る?

必ず何社という決まりはありません。

見積もり内容に疑問がなければ1社で決めることもできます。

一方、

  • 金額が高い
  • 説明がわかりにくい
  • 追加工事が多い
  • 本当に必要な工事かわからない

という場合は、別の業者にも相談すると比較しやすくなります。

施工面積が業者によって違うのはなぜ?

住宅のどこまで施工対象と判断するかによって、面積が違う場合があります。

単純に数字だけ比べず、

「なぜこの施工面積なのか」

を説明してもらいましょう。

見積書に薬剤名がない場合は?

気になる場合は業者へ確認しましょう。

特に小さな子どもやペットがいる家庭では、使用薬剤や施工後の注意事項について事前に説明を受けておくと安心です。

5年保証があれば安心?

5年保証は判断材料のひとつですが、年数だけでは不十分です。

再発時に、

  • 無料で再施工するのか
  • 建物の修繕まで対象なのか
  • 金額上限があるのか

など、保証書の内容まで確認しましょう。

まとめ|見積もりは「総額」ではなく中身を見る

シロアリ駆除の見積もりを受け取ったら、合計金額だけで判断しないことが大切です。

特に確認したいのは、

  • 施工面積
  • ㎡単価・坪単価
  • 施工範囲
  • 施工方法
  • 使用薬剤
  • 追加料金
  • オプション工事
  • 保証内容

です。

「工事一式」としか書かれておらず内容がわからない場合は、施工面積や工事内容について説明を求めましょう。

また、5年保証と書かれていても、再発時の対応や修繕費まで保証されるとは限りません。

「何㎡を、どの方法で施工し、追加料金はいくらで、再発したら何を保証してくれるのか」

まで確認してから契約すると、見積もりを比較しやすくなります。

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