シロアリ駆除

シロアリが出やすい家の特徴|築年数・湿気・庭・構造で見る注意点

シロアリ被害は古い家だけに起こると思われがちですが、築年数だけで決まるものではありません。

新しい住宅でも、建物の構造や水漏れ、庭の環境などによってはシロアリが侵入する可能性があります。

大切なのは、「築何年だから安心・危険」と決めつけるのではなく、シロアリが侵入しやすい条件が重なっていないかを見ることです。

この記事では、シロアリが出やすい家の特徴を、築年数・湿気・水まわり・庭・住宅構造などから解説します。

シロアリが出やすい家には特徴がある?

シロアリは特定の家にだけ発生するわけではありません。

ただし、次のような条件がある住宅では注意しておくとよいでしょう。

  • 前回の防蟻施工から年数が経っている
  • 雨漏りや水漏れがある
  • 床下や建物周辺に湿気が多い
  • 庭に古い木材や切り株がある
  • 木材が地面と接触している
  • 基礎周辺が物で隠れている
  • 過去にシロアリ被害があった

こうした特徴があるからといって、必ずシロアリ被害があるとは限りません。

一方で、複数の条件が重なっている場合は、定期的に住宅周辺を確認しておくと安心です。

特徴1|前回の防蟻施工から年数が経っている

シロアリ防除で使用される薬剤の効果は永久に続くものではありません。

一般的には、5年程度をひとつの目安として点検や再施工を検討することがあります。

そのため、

  • 新築から長期間点検していない
  • 前回のシロアリ施工がいつかわからない
  • 保証期間がすでに終了している

場合は、一度施工記録を確認してみましょう。

特徴2|雨漏りがある

屋根や外壁から雨漏りしている住宅では、木材が長期間湿った状態になることがあります。

雨漏りがあるから必ずシロアリが発生するわけではありませんが、木材の劣化につながるため放置しないことが重要です。

特に、

  • 天井に雨染みがある
  • 壁内部へ水が入ったことがある
  • 台風後から雨漏りしている

場合は、雨漏り修理とあわせて周辺の木材状態も確認するとよいでしょう。

特徴3|水漏れがある

給排水設備からの水漏れも注意したいポイントです。

特に、

  • 浴室
  • 洗面所
  • キッチン
  • トイレ

周辺では、床下の配管から水が漏れていても気づきにくいことがあります。

床が濡れている、床材が変色している、水道料金が急に増えたなどの異変があれば、漏水がないか確認しましょう。

特徴4|床下や建物周辺に湿気が多い

シロアリ対策では、湿気の多い環境がよく注意点として挙げられます。

ただし、乾燥している家なら絶対にシロアリが出ないという意味ではありません。

湿気対策だけでシロアリを完全に防げるわけではありませんが、住宅を長持ちさせるためにも床下環境を整えることは重要です。

特徴5|庭に古い木材や廃材がある

庭に古い木材を長期間置いている住宅も注意したいポイントです。

たとえば、

  • 廃材
  • 古い板
  • 枕木
  • 木製パレット
  • 使わなくなった木製家具

などです。

特に、木材を地面へ直接置いているとシロアリが入り込むことがあります。

不要な木材は長期間放置せず、処分しておくとよいでしょう。

特徴6|庭に切り株がある

庭の古い切り株でシロアリが見つかることがあります。

切り株にシロアリがいたからといって、住宅にも被害があるとは限りません。

ただし、家のすぐ近くに切り株があり、住宅側にも蟻道などのサインがある場合は注意が必要です。

特徴7|木材が地面と直接接触している

地面に接触した木材は、地中にいるシロアリが移動しやすい状態になることがあります。

たとえば、

  • ウッドデッキ
  • 木製フェンス
  • 木製の物置
  • 庭の木製資材

などです。

特に住宅本体と接触している木材がある場合は、状態を定期的に確認しましょう。

特徴8|基礎周辺が荷物で隠れている

基礎の周囲に物をたくさん置いていると、シロアリの侵入サインを見つけにくくなります。

たとえば、

  • 植木鉢
  • 収納ボックス
  • タイヤ
  • 資材
  • 園芸用品

などを基礎へ密着させて置いている場合です。

基礎周辺は、できるだけ目視できる状態にしておくと蟻道を発見しやすくなります。

特徴9|床下換気口がふさがれている

床下換気口がある住宅では、換気口の前に荷物を置いてふさいでいないか確認しましょう。

床下の通気が悪くなると、湿気がこもりやすくなる場合があります。

ただし、住宅によって換気方法は異なるため、すべての住宅に同じ形の換気口があるわけではありません。

特徴10|玄関や浴室など床下から見えにくい場所がある

玄関土間や昔ながらのタイル張り浴室などは、床下から直接確認しにくいことがあります。

こうした場所では、シロアリ被害があっても発見が遅れる場合があります。

特に、

  • 玄関から羽アリが出た
  • 玄関框が柔らかい
  • 浴室入口の木材が傷んでいる

場合は注意しましょう。

特徴11|基礎にひび割れやすき間がある

基礎のひび割れや配管周辺のすき間などが、シロアリの侵入経路になることがあります。

ただし、基礎にひび割れがあるだけでシロアリ被害があるとは限りません。

蟻道や羽アリ、木材の食害など、ほかのサインも合わせて確認しましょう。

特徴12|増築やリフォームをしている

増築や大規模リフォームをした住宅では、古い部分と新しい部分で防蟻処理の時期や方法が異なることがあります。

たとえば、

  • 増築部分
  • 浴室リフォーム
  • 玄関改修
  • 床の張り替え

などです。

リフォーム後にシロアリ保証がどうなるかも確認しておきましょう。

特徴13|以前シロアリ被害があった

過去にシロアリ被害があった住宅は、施工後の保証や定期点検を活用するとよいでしょう。

適切に駆除しても、将来別の場所から新たに侵入する可能性はあります。

保証期間中に、

  • 羽アリが出た
  • 新しい蟻道を見つけた
  • 床に違和感がある

場合は、施工した業者へ連絡してください。

古い家ほどシロアリが出やすい?

築年数が経っている住宅では、防蟻処理の効果が切れていたり、水まわりや木材が劣化していたりする可能性があります。

そのため注意は必要です。

ただし、築年数だけでシロアリ被害の有無を判断することはできません。

築浅住宅でも侵入条件がそろえばシロアリ被害が起こることがあります。

新築でもシロアリは出る?

新築住宅でも、シロアリ被害が絶対に起きないわけではありません。

建築時に防蟻処理をしていても、

  • 保証期間が経過した
  • 水漏れが起きた
  • 増築した
  • 防蟻処理されていない部分がある

など、住宅の状態が変わることがあります。

新築時の防蟻施工内容と保証期間を確認しておきましょう。

木造住宅だけシロアリに注意すればいい?

木造住宅はシロアリ被害を意識しやすいですが、鉄骨造やコンクリートを使用した住宅でも注意が必要です。

シロアリはコンクリートや鉄骨を餌として食べるわけではありませんが、建物内部に木材が使われていれば被害を受ける可能性があります。

配管周辺や基礎のすき間などから内部へ侵入することもあります。

ベタ基礎ならシロアリは出ない?

ベタ基礎だからシロアリが絶対に侵入しないとは限りません。

基礎の継ぎ目や配管貫通部など、わずかなすき間を利用して侵入する可能性があります。

基礎の種類だけで安心せず、保証や点検時期も確認しましょう。

基礎断熱の家は注意した方がいい?

基礎断熱住宅では、断熱材の位置によってシロアリの侵入経路が見えにくくなる場合があります。

住宅構造によって点検方法も異なるため、調査を依頼する場合は基礎断熱であることを伝えておきましょう。

シロアリが出やすい家か自分で確認するチェックポイント

チェック項目 確認
前回の防蟻施工から5年以上経っている 施工記録・保証を確認
雨漏り・水漏れがある 早めに修理
庭に古い木材がある 撤去を検討
基礎が荷物で隠れている 見える状態にする
基礎に蟻道らしいものがある 写真を撮って確認
室内から羽アリが出た 発生場所を記録
床が沈む・ふわふわする 原因を確認

当てはまる項目が多ければシロアリがいる?

チェック項目が多いからといって、現在シロアリがいると断定することはできません。

あくまで住宅を確認するきっかけとして使いましょう。

実際にシロアリ被害があるか判断するには、

  • 蟻道
  • シロアリそのもの
  • 羽アリ
  • 木材の食害

などを確認する必要があります。

シロアリが出やすい環境を改善する方法

日頃からできる対策として、

  • 雨漏り・水漏れを早めに修理する
  • 庭の不要な木材を撤去する
  • 基礎周辺を見える状態にする
  • 床下換気口を荷物でふさがない
  • 防蟻施工の保証期間を確認する

などがあります。

ただし、これらを行えばシロアリを完全に防げるというものではありません。

気になるサインがあれば築年数に関係なく確認する

シロアリ調査を検討する際に、築年数だけを基準にする必要はありません。

特に、

  • 室内から羽アリが出た
  • 蟻道がある
  • 床が沈む
  • 木材が傷んでいる

場合は、築浅住宅でも状態を確認した方がよいでしょう。

北海道・東北・関東・中部地方ならキャッツ

北海道・東北・関東・中部地方で、「自宅がシロアリの出やすい状態なのかわからない」「前回の防蟻施工から年数が経っている」という場合は、キャッツへ調査を依頼する方法があります。

キャッツでは住宅の状態を確認し、シロアリの有無や必要な施工内容に応じて見積もりを提示しています。

調査から見積もりまでは無料です。

雨漏りや水漏れ、過去のシロアリ施工歴などがある場合は、調査時に伝えておきましょう。

自宅周辺で対応できる業者を探すならシロアリ110番

近くでシロアリ調査に対応できる業者を探したい場合は、シロアリ110番を利用する方法があります。

紹介された業者へ相談する際は、

  • 築年数
  • 過去のシロアリ施工歴
  • 雨漏り・水漏れの有無
  • 羽アリを見た場所
  • 蟻道らしいものがある場所

などを伝えるとよいでしょう。

シロアリが出やすい家についてよくある質問

築何年からシロアリに注意する?

築年数だけで決めることはできません。

新築時や前回の防蟻施工から5年程度経過したら、保証期間を確認して点検を検討する目安になります。

湿気が多い家は必ずシロアリが出る?

必ずではありません。

湿気は注意したい条件のひとつですが、湿気だけでシロアリの有無を判断することはできません。

庭に木が多いとシロアリが出やすい?

庭木があるだけで住宅にシロアリ被害が出るわけではありません。

ただし、腐った切り株や地面に放置した木材などは確認しておくとよいでしょう。

新築なら5年間は絶対安心?

保証があるからといって、その期間にシロアリが絶対に出ないという意味ではありません。

異変があれば保証期間中でも施工業者へ連絡しましょう。

ベタ基礎ならシロアリ対策は不要?

ベタ基礎でも侵入する可能性はあります。

基礎の継ぎ目や配管周辺なども確認しましょう。

古い家はすぐ駆除した方がいい?

築年数が古いだけで、シロアリ駆除が必要とは限りません。

まずシロアリの有無や被害状況を確認し、必要であれば駆除や予防を検討しましょう。

まとめ|築年数だけでなく水分・庭・構造・施工時期を確認する

シロアリが出やすい家を判断するときは、築年数だけを見るのでは不十分です。

注意したいのは、

  • 前回の防蟻施工から年数が経っている
  • 雨漏りや水漏れがある
  • 庭に古い木材や切り株がある
  • 木材が地面へ接触している
  • 基礎周辺が物で隠れている
  • 過去にシロアリ被害がある

といった条件です。

ただし、これらに当てはまるだけでシロアリ被害があるとは断定できません。

築年数や湿気だけで判断せず、羽アリ・蟻道・食害など具体的なサインがないか確認し、必要に応じて住宅の状態を調べてもらうことが大切です。

-シロアリ駆除