「シロアリって冬は冬眠するの?」
「寒くなったらいなくなる?」
「冬に見かけないなら安心していい?」
「シロアリ 冬眠」で検索する方は、こうした疑問を持っていることが多いと思います。
結論から言うと、シロアリはクマのように冬眠して春まで完全に活動を止めるわけではありません。
寒さで動きが鈍くなることはありますが、床下や木材の内部、土の中など条件が合えば冬でも活動する可能性があります。※1
シロアリは冬眠するの?
一般的な意味での冬眠はしないと考えるのがわかりやすいです。
冬は活動が弱くなりやすいものの、完全にゼロになるとは言い切れません。外よりも温度が安定しやすい場所にいれば、冬でも動いていることがあります。※1
そのため、冬に見かけない=冬眠して安全と考えるのは危険です。
見えなくなっただけで、床下や見えない場所では活動が続いていることがあります。
冬にシロアリを見かけにくくなる理由
冬にシロアリを見かけにくくなるのは、寒さで活動が落ちやすいからです。
気温が低くなると動きが鈍くなり、表に出てくる機会も減りやすくなります。※2
ただし、これはいなくなったという意味ではありません。
冬は羽アリも出にくく、普段の生活で目にする機会が減るため、いなくなったように感じることがあります。
冬でもシロアリ被害は進むことがある?
あります。
特に、床下が冷えにくい家、湿気がこもりやすい家、断熱や気密の影響で内部環境が安定している家では、冬でも活動条件が残ることがあります。寒い地域でも住宅の条件によっては生息や被害が見られます。※1
つまり、冬は夏より目立ちにくくても、被害が完全に止まるとは限らないということです。
「冬だから大丈夫」と決めつけず、違和感があるなら季節に関係なく注意したほうが安心です。
「冬はシロアリがいない」は本当?
本当とは言えません。
たしかに冬は活動が鈍くなりやすいですが、冬の環境しだいで生息できるかどうかが変わるため、寒いから必ずいなくなるとは言えません。※1
そのため、冬に見ていないだけで安心するより、
- 羽アリを見たことがある
- 床がふわふわする
- 木部がもろい
- 蟻道らしきものがある
- 湿気や雨漏りがある
こうしたサインがあるかを見たほうが大切です。
冬は「確認しなくていい時期」ではありません。
冬に点検しても意味はある?
あります。
シロアリは見えている時だけが問題ではないので、冬でも点検する意味は十分あります。むしろ、羽アリが大量に出る時期より落ち着いて状態を確認しやすい面もあります。
「春まで待てばいい」と考えるより、気になる症状があるなら季節を問わず確認するほうが安全です。
こんな人は「冬眠するから大丈夫」と考えないほうがいい
次のような場合は、冬でも油断しないほうがいいです。
- 以前に羽アリを見た
- 床下の湿気が強い
- 床がふわふわする
- 古い家で木部の傷みがある
- 雨漏りや結露がある
こうした条件があると、冬に表面で見えなくても、見えない場所で被害が続いている可能性があります。寒さで目立ちにくくなっているだけ、ということもあります。
まとめ|シロアリは冬眠するというより、冬は活動が鈍くなりやすいと考えるほうが正確
「シロアリ 冬眠」で知っておきたい結論は、
シロアリは一般的な意味で冬眠するわけではなく、冬は活動が弱くなりやすいが、条件次第では冬でも活動する
ということです。※1
そのため、冬に見かけないからといって、自然にいなくなった、被害が止まったと考えるのはおすすめできません。
羽アリ、床の違和感、木部の傷み、湿気など、気になるサインがあるなら季節に関係なく確認するほうが安心です。
参考資料
※1 公益社団法人 日本しろあり対策協会