「猫を飼っているけど、シロアリ駆除はできるの?」
「薬剤は猫に危なくない?」
「工事中は家にいて大丈夫?」
「シロアリ駆除 猫」で検索する方は、こうした不安を強く感じていることが多いと思います。
結論から言うと、猫を飼っていてもシロアリ駆除はできます。
ただし、猫が薬剤に触れないようにすること、施工中と施工後の過ごし方を事前に確認すること、猫がいることを必ず業者に伝えることが重要です。シロアリ防除で使う薬剤は、安全管理基準や認定制度のもとで扱われており、使用方法や注意事項を守ることが前提になっています。※1
猫を飼っていてもシロアリ駆除はできる?
できます。
実際、猫や犬などのペットがいる家庭でもシロアリ駆除は行われています。
ただし大事なのは、
猫がいるから駆除できないのではなく、
猫がいる前提で安全に進める必要がある
ということです。
シロアリ防除施工では、薬剤のラベルや安全データを確認し、指定された使用方法を守って施工することが求められています。※1
そのため、猫がいる家ではなおさら、通常以上に段取りをはっきりさせておくことが大切です。
猫がいると薬剤は危ない?
ここがいちばん気になるところだと思います。
シロアリ防除薬剤は、認定や審査の中で、人畜毒性や使用時の安全性も確認対象になっています。具体的には、製剤や有効成分について急性経口毒性、急性経皮毒性、眼や皮膚への刺激性、感作性などのデータが求められています。※2
ただし、ここで誤解しないほうがいいのは、
安全性が審査されている=猫が自由に触れていい
ではないということです。
猫は人より体が小さく、床やすき間、においのある場所に近づきやすく、毛づくろいもします。
そのため、施工中に近づけないこと、施工直後の立ち入りや接触を業者の指示どおりに管理することが大切です。
猫を飼っている家で特に気をつけたいこと
猫がいる家では、次の点を特に意識したほうが安心です。
まず、猫がどこで過ごしているかです。
床に寝ることが多い、押し入れや床下点検口の近くに入る、玄関や水まわりに行きやすいといった場合は、施工範囲との重なりを見ておく必要があります。
次に、猫の行動のクセです。
においの変化があると近づく猫もいますし、逆にストレスで隠れる猫もいます。施工中の出入りや音も含めて、いつもと違う環境になります。
さらに、施工後にどこまで掃除や換気が必要かも重要です。
薬剤の種類や施工方法によって対応が変わるため、一般論で済ませず、業者に具体的に確認したほうが安心です。安全管理基準でも、薬剤ごとのラベルや安全データをよく確認することが前提になっています。※1
施工当日は猫を家に置いておいていい?
これは、施工内容と業者の指示によるので、自己判断しないほうが安全です。
床下処理中心であっても、出入り、人の移動、音、においで猫に負担がかかることがあります。
また、施工箇所によっては、猫が近づかないように一時的に別室管理や外出が必要になることもあります。
そのため、施工前には必ず、
- 猫を家に置いていてよいか
- 施工中はどの部屋を使えるか
- 何時間くらい注意が必要か
- 施工後はいつから普段どおり過ごせるか
を確認しておくと安心です。
猫がいることを業者に伝えるべき理由
これは必ず伝えたほうがいいです。
猫がいることを伝えておけば、業者側も
- 施工方法の説明
- 立ち入り制限の案内
- 換気や清掃の注意点
- 施工後の過ごし方
を、ペット前提で案内しやすくなります。
逆に伝えていないと、一般家庭向けの説明だけで終わってしまい、あとから「猫はいつ戻してよかったのか分からない」となりやすいです。
薬剤がどうしても不安なときはどうする?
薬剤が心配なら、不安を隠さず最初に相談するのがいちばん大切です。
安全管理基準でも、使用薬剤のラベル、技術資料、安全データシートを理解したうえで施工することが求められています。※1
つまり、質問される前提の情報は本来あるはずです。
不安があるときは、
- 猫を飼っていること
- どこで普段過ごしているか
- 持病や高齢など気になることがあるか
- できるだけ安全面を重視したいこと
を最初に伝えて、説明を受けたうえで判断したほうが安心です。
猫がいる家でやってはいけないこと
やってはいけないのは、説明をよく聞かずにいつも通り猫を自由にさせることです。
また、「床下だから猫には関係ないだろう」と決めつけることもおすすめできません。
施工の種類や範囲によっては、猫の生活動線に影響することがあります。
もうひとつ避けたいのは、業者に聞きにくくて黙ったまま進めることです。
猫のことは遠慮せず確認したほうがいいです。
まとめ|猫を飼っていてもシロアリ駆除はできるが、事前確認がとても大切
シロアリ駆除は、猫を飼っていてもできます。
ただし、猫がいる家では、施工中や施工後の過ごし方、立ち入り範囲、換気、清掃、接触防止などを、あらかじめはっきり確認しておくことが大切です。
シロアリ防除薬剤は安全性に関する審査や施工基準のもとで扱われていますが、実際の家庭では、猫がどう過ごすかまで考えて段取りを組む必要があります。※1 ※2
不安があるなら、
猫がいることを最初に伝える
施工中と施工後の注意点を確認する
自己判断で近づけない
この3つを意識するだけでも安心しやすくなります。
※1 公益社団法人 日本しろあり対策協会「しろあり防除施工における安全管理基準」
※2 公益社団法人 日本しろあり対策協会「しろあり防除薬剤の安全性、認定時の人畜毒性データ等」