シロアリ被害は、床下や木材内部など、普段は見えにくい場所で進むことがあります。
そのため、シロアリそのものを見つけるよりも、蟻道・羽アリ・床の違和感・木材の傷みなどから気づくケースがあります。
この記事では、自宅で無理なく確認できる場所と、シロアリを発見するためのチェックポイントを順番に解説します。
まず家の外周から確認する
最初に、家の外側を一周して基礎や建物周辺を確認します。
特に見ておきたいのは、
- 基礎
- 配管周辺
- 玄関まわり
- ウッドデッキ
- 建物近くの木材
です。
土でできた細い筋のようなものが基礎を上っている場合は、シロアリの蟻道の可能性があります。
基礎に蟻道がないか確認する
シロアリは地中から建物へ侵入するときに、土や排泄物などを使って蟻道を作ることがあります。
蟻道は、
- コンクリート基礎
- 束石
- 配管の周辺
- 床下の木材
などに見つかることがあります。
見た目は、土でできた細長い筋や盛り上がりのように見えます。
蟻道らしいものを見つけても、すぐに壊さず写真を撮っておきましょう。
玄関まわりを確認する
玄関はシロアリ被害が出ることがある場所のひとつです。
次のような異変がないか確認します。
- 玄関枠の木材が柔らかい
- 木部に不自然な傷みがある
- 羽アリが出たことがある
- 基礎に蟻道がある
玄関まわりで羽アリや木部の傷みがある場合は、床下側も確認した方がよいことがあります。
浴室・洗面所周辺を確認する
浴室や洗面所など、水を使う場所の周辺も確認しておきましょう。
特に古い住宅では、
- 水漏れ
- 湿気
- 木材の腐朽
などがあると、シロアリ被害が発生しやすい環境になることがあります。
床が柔らかい、木枠が傷んでいる、羽アリが出たことがある場合は注意しましょう。
床を歩いて沈みや違和感がないか確認する
室内では、床を歩いたときの感触も確認できます。
たとえば、
- ふわふわする
- 一部だけ沈む
- 以前より柔らかく感じる
- きしみ方が変わった
といった症状です。
床の異変だけでシロアリとは断定できませんが、羽アリや蟻道など他のサインもある場合は確認した方がよいでしょう。
柱や木材を軽く叩いてみる
シロアリは木材内部を食害することがあります。
そのため、表面はきれいでも内部が空洞になっている場合があります。
柱や木材を軽く叩いたときに、ほかの場所よりも
ポコポコ、カスカスしたような空洞音
がする場合は、内部が傷んでいる可能性があります。
ただし、木材の種類や構造によって音は異なるため、音だけでシロアリと判断しないようにしましょう。
木材の表面に異変がないか見る
木材の表面に、
- 薄くなった部分
- 割れ
- へこみ
- 不自然な食害跡
がないか確認します。
シロアリ被害では、表面だけ残って内部が食べられていることがあります。
強く押したり壊したりせず、気になる場所は写真を撮っておきましょう。
羽アリや落ちた羽がないか確認する
シロアリを発見する重要な手がかりのひとつが羽アリです。
次の場所に同じ形の羽が大量に落ちていないか確認しましょう。
- 窓際
- 玄関
- 浴室
- 床
- 柱の周辺
羽アリそのものを見つけた場合は、写真を撮り、可能であれば数匹を袋などに入れて保管しておくと種類を確認しやすくなります。
羽アリが家に出たらどうする?シロアリとの見分け方と正しい対処法
庭の木材・枕木・ウッドデッキも確認する
家の外にある木材も確認しておきましょう。
特に、
- 古い木材
- 切り株
- 枕木
- ウッドデッキ
- 植木鉢の下
などはシロアリが見つかることがあります。
屋外にシロアリがいるからといって、必ず家にも被害があるとは限りません。
ただし、建物のすぐ近くで見つけた場合は、基礎に蟻道がないかも確認しましょう。
床下は無理に自分で入らない
床下はシロアリ被害を確認しやすい場所ですが、自分で無理に入るのはおすすめできません。
床下には、
- 配管
- 釘
- 狭い空間
- 段差
- 害虫
などがあり、危険があります。
また、慣れていない人が入ると、蟻道や被害箇所を壊してしまう可能性もあります。
自分で確認するのは見える範囲までにして、床下は必要に応じて専門業者へ依頼する方が安全です。
シロアリを見つけたら写真を撮る
シロアリらしい虫や被害箇所を見つけたら、まず写真を撮っておきましょう。
特に、
- 虫そのもの
- 羽
- 蟻道
- 被害木材
- 発生場所全体
を撮っておくと、あとで業者に相談するときに役立ちます。
むやみに殺虫剤を使わない
シロアリを見つけると、すぐに殺虫剤を使いたくなるかもしれません。
ただし、業者へ調査を依頼する予定がある場合は、むやみに薬剤を広範囲へ使用しない方がよい場合があります。
薬剤によってシロアリが別の場所へ移動すると、あとから活動場所を確認しにくくなる可能性があります。
特に、
- 蟻道
- 羽アリの発生場所
- 木材内部の被害箇所
は、調査の手がかりになるため、できるだけ現状を残しておきましょう。
シロアリを見つけたらどうする?やってはいけないことと正しい対処法
シロアリを発見したときに確認したいチェックリスト
| 確認場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 基礎 | 土でできた蟻道がないか |
| 玄関 | 木枠の傷み・羽アリ |
| 浴室・洗面所 | 木部の傷み・湿気 |
| 床 | 沈み・ふわつき |
| 柱・木材 | 空洞音・食害跡 |
| 窓際 | 羽アリ・落ちた羽 |
| 庭 | 木材・枕木・ウッドデッキ |
こんな場合は業者への相談を検討
次のような場合は、専門業者への相談を検討するとよいでしょう。
- 室内でシロアリらしい虫を見つけた
- 家の中から羽アリが大量に出た
- 基礎に蟻道がある
- 床が沈む・ふわふわする
- 柱や木材に食害跡がある
- 複数の場所で異変がある
- 被害範囲が自分ではわからない
北海道・東北・関東・中部地方ならキャッツ
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調査から見積もりまでは無料です。
「自分で見える範囲は確認したけれど、床下の状態がわからない」という場合は、専門業者に見てもらう方法があります。
自宅周辺で対応できる業者を探すならシロアリ110番
どのシロアリ業者へ相談すればよいかわからない場合は、シロアリ110番を利用して対応可能な業者を探す方法があります。
見積もりを受ける場合は、
- 調査内容
- 施工範囲
- 料金
- 追加料金
- 保証
を確認しましょう。
シロアリの発見方法についてよくある質問
シロアリは目で見つけられる?
シロアリそのものを見つけられることもありますが、普段は床下や木材内部など見えない場所にいることが多いため、蟻道や羽アリなどのサインから気づくこともあります。
家のどこを最初に見ればいい?
まずは家の外周と基礎、玄関、浴室周辺を確認するとよいでしょう。
基礎に蟻道がないか、木材に傷みがないかを見ます。
床下点検口からのぞくだけでもわかる?
見える範囲で蟻道や木材の傷みを確認できることもありますが、床下全体を確認できるとは限りません。
無理に体を入れず、見えない範囲は専門業者へ依頼した方が安全です。
蟻道を見つけたら壊していい?
調査を依頼する予定がある場合は、すぐ壊さず写真を撮って残しておきましょう。
業者が活動状況を確認する手がかりになります。
シロアリらしい虫を1匹見つけたら?
1匹だけで被害範囲や巣の規模を判断することはできません。
室内や床下で見つけた場合は、周辺に蟻道や木材の傷みがないか確認しましょう。
まとめ|シロアリは基礎・羽アリ・床・木材をチェック
シロアリを自分で発見するには、家全体を無理に調べる必要はありません。
まず、
- 基礎の蟻道
- 玄関や浴室の木部
- 床の沈み
- 柱や木材の空洞音
- 羽アリや落ちた羽
- 庭の木材やウッドデッキ
を確認しましょう。
シロアリらしい虫や被害箇所を見つけたら、写真を撮り、蟻道や発生場所をすぐ壊さず残しておくことが大切です。
また、床下は危険があるため無理に自分で入らず、被害範囲がわからない場合は専門業者へ調査を依頼しましょう。